どーも、なおとです。
2011年ユネスコ世界自然遺産に登録された小笠原諸島の魅力を紹介していくシリーズ。
第一弾は『ウェザーステーション』です!
ウェザーステーションは、小笠原にきた観光客が集結する人気スポット。実際、ウェザーステーションから見る夕陽が綺麗すぎて小笠原に滞在した期間ほぼ毎日行きました。
というわけで、早速ウェザーステーションをご紹介していきます。
目次
ウェザーステーションとは?
ウェザーステーションは、小笠原諸島・父島の西側に位置し、水平線に沈んで行く夕陽を眺める絶好のスポットです。
視界を遮るものがなく海を一望することができます。また、日本でグリーンフラッシュを見ることができる珍しい場所です。
グリーンフラッシュとは?
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太陽が完全に沈む直前、または昇った直後に、緑色の光が一瞬輝いたようにまたたいたり、太陽の上の弧が赤色でなく緑色に見えるようになる[1]、稀な現象。緑閃光ともいわれる。(Wikipediaより)
簡単にいうと、夕陽が沈む瞬間のほんの数秒だけ緑に光って見える珍しい現象のことです。
グリーンフラッシュが発生するには、空気が澄んでいることと地平線水平線近くに雲がないことは必須条件。
ただ、条件が揃っていても見れないこともあり、その遭遇率の低さから『見れたら幸せになれる』と言われています。
日本では石垣島や北海道でも観測されたことがあるようですが、小笠原のウェザーステーションが一番遭遇率が高いようです。海外だとハワイやグアムが有名。
ウェザーステーションはどんな場所?
ウェザーステーションという名前から分かる通り以前は気象観測所の建物があった場所で、今は展望台になっています。
この階段にみんな座って夕陽を待ちます。
屋根の下に普通に座れるベンチもあります。
日中も日陰でゆっくり休めますが、夕陽を見るときは前に人がたくさん立ってしまうので座りながら夕陽を見るには向いていません。
夕陽をしっかりと眺めたいなら階段の方に座ると良いです。
裏には駐車場・バイク置き場があります。トイレも完備しているので、安心。
夕陽が沈む時間(日の入り時間)のだいたい30分前くらいからどんどん人が集まってきます。
それぞれ夕陽の写真を撮ったり、ぼーっと眺めたり。1日の終わりに最高のひとときです。
ウェザーステーションへの行き方
飲食店が多い大村地区の中心部から約2kmの距離。途中からは舗装された山道なので、車・バイク・電動自転車をおすすめします。
徒歩・普通の自転車だと普段運動していない人は、そこそこきついかと思います。一応バスもありますが三日月山入口で下車して山道を1kmほど歩く必要があります。
ウェザーステーションから見る夕陽
同じ日の写真と別の日の写真が混ざってますが、いい感じに撮れた写真を載せておきます。
グリーンフラッシュの可能性を信じて撮り続けましたが、残念ながら見れませんでした。
ど素人がiphoneでパシャパシャ撮るだけでもいい感じの写真が撮れました。
グリーンフラッシュが見れないとしても、視界を遮るものもなく綺麗に沈んでいく夕陽は非常に綺麗でそれだけでも十分心が満たされます。
ウェザーステーションは昼もおすすめ
夕陽の時間帯は人が多いですが、日中はほとんどいないのでおすすめです。
空の青さと海の青さが抜群。
真下の岸壁に当たる波音を聞きながら、絶景を独り占めできる最高の癒しスポットです。
冬場はホエールウォッチングもできる
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12月から4月頃にかけては、ホエールウォッチングもできます。
展望台にクジラの行動を図解した案内板もあり、ウェザーステーションからブローやブリーチングなど肉眼で確認できるそうです。
夜になれば満点の星空が
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ウェザーステーションは視界を遮るものもなく、光も少ないため満点の星空を楽しめます。
今まで日本国内や海外で色々な星空を見てきましたが、個人的には断トツで綺麗でした。
ウェザーステーションまとめ
今回残念ながらグリーンフラッシュを見ることができませんでしたが、水平線に沈んでいく綺麗な夕陽を眺めているだけで十分すぎるほど癒されました。
ぜひ、滞在中は行ける限りウェザーステーションに行ってみてください!
以上、ウェザーステーションでした。