1日100人限定!?上陸ルールが存在!?小笠原・南島への行き方&おすすめのツアー

ogasawara-southisland 小笠原

どーも、なおとです。

2011年ユネスコ世界自然遺産に登録された小笠原諸島の魅力を紹介していくシリーズ。

第五弾は1日100人しか行くことのできない『南島』です!

小笠原に行ったら南島は外せません。上陸ルールを確認の上、小笠原の旅の計画にぜひ追加してください!

南島とは?

南島は東京都小笠原諸島・父島の南西に位置する無人島です。

自然保護の観点から東京都自然ガイドが同行するツアーに参加必須な上に、定められたルート以外は立ち入り禁止です。

1日あたりの入島人数は100人まで滞在は2時間以内という制限付き。さらに、11月から翌年2月は植生保護のため上陸禁止期間です。

ということで、かなり制限がありますが、今回参加した南島ツアーの内容をご紹介します。

★南島ツアー内容をご紹介!

南島への上陸方法は、2つ。

海が穏やかな場合は、ボートでサメ池に進入しボートの舳先から直接上陸

海が荒れてる場合は、船が近づけないため扇池の方から泳いで上陸

泳いでの上陸は珍しいらしいですが、台風の影響で波が高く泳いで上陸することに。波が高すぎる日は上陸不可の時もあるそうです。

上陸。

照り返しがかなり眩しい真っ白な砂浜でした。

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小笠原固有種で天然記念物になっているヒロベソカタマイマイの化石が大量に落ちています。持ち帰りは禁止です。

扇池。名前は池だけど、海直通です。

先ほどはあの穴を泳いで抜けて上陸してきました。泳げない人はかなり厳しい。

南島の砂浜はウミガメの産卵&孵化スポット。

シーズンより少し後に行ったので、力尽きて干からびてしまったウミガメの赤ちゃんがちらほらいました。

少し登った場所では、きれいな緑色ですが、

海に近い低い場所の植物は、台風による塩害で枯れていました。

軽く登っていきます。特定の道以外は進入禁止です。

岩場を歩かなければいけない場所もあるので、薄めのサンダルは控えた方が良いと思います。傾斜も場所によっては急です。

頂上に到着!

頂上からの扇池。肉眼だともっときれいです…

後ろを見ればハートロックが遠目に見えます。

【小笠原・父島】ハートロックはツアー参加必須!おすすめのトレッキングツアー

歩ける場所がはっきりわかります。

なお、左側に見える海がサメ池です。通常は、左側に見えるサメ池から上陸します。

南島ツアーのおまけ情報

南島上陸だけのツアーもありますが、南島ツアーと合わせて楽しめるツアーもあります。

ドルフィンスイム

泳げる方には、ドルフィンスイムを強くおすすめします!

泳ぐのに必死でこれがGopro撮れた限界の写真ですが、本当に近くまできて一緒に泳ぐことができます。とにかくかわいい

思わずイルカの虜になってしまいました。

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船のかなり近くまで来てくれるので泳げない人も楽むことはできます。

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ホエールウォッチング

ザトウクジラは、12月中旬~5月中旬。
マッコウクジラは、通年見られます。

上の写真はマッコウクジラ。潮吹きを見ることができました。

ですが、やっぱり12月中旬~5月中旬にザトウクジラの豪快なブリーチングがみたいですね。

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南島おすすめのツアー会社

今回私も参加した Ocean Magic をおすすめします。長年人気のあったパパヤの船長ナオトさんが2019年に独立し、Ocean Magicを開業。ベテランの経験と勘でイルカもクジラも高確率で見つけてくれます。もちろん南島ツアーも安心安全です。

その他のツアー会社はこちらから探してみてください!

最後に南島のルールを総まとめ!

◎南島基本ルール

・自然ガイドが同行するツアー参加必須
・定められたルート以外は立ち入り禁止
・1日あたりの入島人数は100人まで
・滞在は2時間以内
・11月から翌年2月は上陸禁止期間
・上陸前に靴を海水で洗い流す
・上陸方法は2つ
・波が高い日は上陸することが出来ない
・島の物を持ち出すことはできない