【小笠原ってどんな場所?】小笠原を楽しむ観光・アクティビティの13のポイント

ogasawra-observatory 小笠原

どーも、なおとです。

この記事は「小笠原ってどんな場所?何ができるの?」「行きたいけど、迷う…。」という方にむけて小笠原を楽しむための13のポイントをまとめております。

この記事を読み終える頃には、小笠原に行きたい気持ちが強くなってるはずです!

1.海外より遠い片道24時間の道のり

世界遺産・小笠原諸島への唯一の交通手段は片道24時間のフェリーです。飛行機で日本から24時間かかる国というと地球の反対側のブラジルや南米諸国にあたります。

東京都小笠原村まで行くには、同じ東京都の竹芝から出発して24時間。出発後・到着前の数時間は電波が通じますが、それ以外は電波が通じません。

普段感じない不便さをすぐに感じます。

2.野生のイルカと一緒に泳ぐ

日本国内で野生のイルカと泳げる数少ない場所。深く澄んだ青色の海に飛び込み、イルカと一緒に泳ぐ体験は、まさに最高のひととき。

ただし、野生のイルカなので絶対に出会える保証はありません。

出会えたとしてもイルカの機嫌次第で、一緒に泳いでくれないこともあるよう。とはいえ、調子がいいとここまで近く寄ってきて、クルクルと遊んでくれます。

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もちろん泳げない方は、船の上からイルカを見ることができます。

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一緒に泳いでくれる「ミナミハンドウイルカ」走る船が大好きで舳先の真下に遊びに来てくれる「ハシナガイルカ」それぞれの特徴がわかってくるとどんどん可愛くなってきます。

3.大迫力!目の前にクジラが出現!

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冬場に見れるザトウクジラの豪快なブリーチング。(大きなジャンプ)船に体当たりしてくるのではないかというほど近づいてくることも。

そんな大迫力の映像が、ツアー会社「素潜りの学校」の記事にまとまっていますので気になる方は見てみてください。

小笠原父島のホエールウォッチング※海面の近い和船だから近くでクジラが見られます

私は夏に行ったので、見ることができたのはマッコウクジラ。

ブリーチング(大きなジャンプ)などの豪快な動きは見れませんでしたが、ブロー(潮吹き)やフルークアップ(潜水する合図)を見ることができました。

さらに、クジラがコミュニケーションを取る際に発するクリック音を水中スピーカーで聞けました。

4.ウミガメに遭遇

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小笠原では海を泳いでいれば、普通にウミガメを見ることができます。私も岩陰で1回、普通に泳いでいるウミガメに1回遭遇しました。

また、毎年5〜8月頃はウミガメの産卵、7~10月頃はウミガメの孵化をビーチで見ることができます。

時期が異なっていても「小笠原海洋センター」で保護活動の一環で飼育しているウミガメに会うことができます。

5.もはやプライベートビーチ!

小笠原中心街から徒歩30秒で、目の前に広がるのはこの景色。さらに繁忙期の8月に行きましたが、ほぼプライベートビーチ状態。

他のビーチも訪れましたがどのビーチもあまり人はいませんでした。

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詩歩/Shiho (死ぬまでに行きたい!世界の絶景)(@shih0107)がシェアした投稿

おすすめのビーチと写真はこちらにまとめてますので、ご参考に!

【小笠原・父島】子供から大人まで楽しめる小笠原の美しいビーチ7選!

6.ウェザーステーションの夕陽

日本で一番綺麗な夕陽を見ることができるスポット暫定1位。ウェザーステーションからの夕陽です。

父島の中でも大人気スポットであり、日の入り時間の30分前から人々が続々と集まりはじめみんなで沈んでいく夕陽を眺めます。

地元の方も集まってくるそんな場所。
視界を遮るものはなく、水平線が広がります。

また、日本でグリーンフラッシュを観測できる数少ないスポットでもあります。

沈んでいく夕陽を眺めながら、1日の終わりを感じる素敵なひとときです。

7.展望台からの景色

iPhoneで撮った写真、さらに加工をしなくてもこの色合い。小笠原の深く澄んだ海の青・生い茂る木々の緑・鮮やかな砂浜の白のコントラストが美しい。

心地よい峠の風を感じながらキレイな景色を見ることができる中山峠展望台がおすすめです。

8.格が違う!港にサメやエイ出現

お酒を軽く飲んで気分が良くなった夜、散歩がてら港へ行ってみると、そこはまるで水族館。

エイやサメが港の街灯に照らされている光に集まり、周遊しています。

このツイートの言葉通り、小笠原の格の違いを見せつけられました。

9.海でサメに遭遇!?

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先ほど、港からサメを見れることを紹介しましたが、こんな間近で見ることもできます。

このシロワニを目当てに小笠原にくるダイバーも多いそう。

いかつい歯とは裏腹に性格はいたって大人しく、こちらが刺激せず驚かさないように見ていれば、ゆっくりと見ることができます。

10.カメ料理や小笠原郷土料理

日本でカメを食べれる数少ない場所。

かつて四つ足動物がいなかった小笠原においては、ウミガメはたんぱく源として貴重な存在。今では1年間の捕獲数は135頭までという規制の上で食されています。

見た目・食感は、ともに馬刺しのような感じ。味にクセはなく、「これがカメなのか…」と少し物足りなさを感じるほど。

アオウミガメのお肉をモツ煮のようにじっくり煮込んだ『カメ煮』は、刺身と打って変わってかなりクセあり。

油のにおいが独特なので受け付けない方もいれば、この独特さがなければカメを食べた気がしないという方もいます。

小笠原郷土料理のひとつ。ダンプレン。

鶏肉ベースの出汁の塩味スープに、小麦粉を水と卵で溶いた団子を入れた『洋風すいとん』

小笠原で初めて食べましたが、まるでどこかで食べたことがあるような懐かしさがある逸品。

11.圧巻の星空

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小笠原の周辺には光が少なく、一番近い東京の光でさえ1000km近く離れています。そのため、光の影響を受けず、肉眼でたくさんの星を見ることができます。

まさに『満天の星』という言葉がふさわしい場所でした。

12.1日100人限定!幻の無人島

1日最大100人しか上陸できない幻の無人島、南島。

国の天然記念物に指定されている無人島で保護地区でかなり厳しいルールが存在します。

自然ガイドが同行するツアー参加必須の上、定められたルート以外は立ち入り禁止、滞在は2時間以内と決められています。

また、11月から翌年2月は上陸禁止期間であったり、波が高い日は上陸することが出来ないなど小笠原に行ったとしても上陸できるとは限らない、おもしろい島です。

13.おがさわら丸のお見送り

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おがさわら丸の出港日、父島の二見港はたくさんの島民や観光客で賑わいます。

出港前には小笠原太鼓のセレモニーなどで盛り上がり、お世話になった宿の人、ツアーの人等・・・発見するのが楽しいです。

出港後も港から島の人々が手を振っておが丸を見送ります。

さらに、たくさんの船がおがさわら丸と並び手を振り続け、最後はお見送りの船から海に飛び込んで見送りしてくれる方がたくさんいます。

そんな小笠原のお見送りの言葉は「さようなら」ではなく、「いってらっしゃい」。

「またくるねー!行ってきまーす!」

最後に

僕が小笠原へ行きたくなったきっかけの動画です。ご覧ください。

海外よりも遠い東京都、小笠原へ。
人生に一度は行ってみたい東京都、小笠原へ。

ぜひ、行ってみてください!