日本一低い山と調べると色々な情報が出てくるけれども、国土地理院が認定する山の中で日本一低い山はなんと私の地元、宮城県の仙台にあるというではないか。
全然知らなかったが、これは行くしかない!と車を走らせて行ってきました。
『日本一低い山』の情報については、こちらにまとめたので時間がある時に読んでいただければ嬉しいです。
【日本一低い山は複数ある!?】色々な日本一低い山をまとめてみた!
目次
日和山は仙台市の海岸沿いにある
仙台駅・仙台空港・宮城の観光名所松島のちょうど真ん中くらいに位置しています。
しっかりとした無料駐車場があり、40台程度。駐車して日和山の入口へ向かいます。
最寄りの駅(陸前高砂駅)からは徒歩1時間程度、最寄りのバス停(中野新町)からは徒歩30分程度で歩けないことはない距離です。
日和山の歴史
日和山は『1996年まで』国土地理院認定の日本一低い山(標高6.05 m)でしたが、『1996年から』大阪の天保山が標高:4.53mで日本一低い山の称号を奪取しました。
そのため、日和山は「元祖 日本一低い山」として名称を変更して名乗っていました。
そして2011年3月11日 東日本大震災の津波により山自体の形が消滅したと報道され一度の存在はなくなりました。
しかし、『2014年の』国土地理院の調査で「標高3.0m」の山と認定され、18年ぶりに「日本一低い山」となり現在国土地理院認定されている山の中で一番低い山となっています。
登山道へ移動
駐車場に車を停め、登山道へ移動します。
赤い矢印の通り、階段を上って行きましょう。
東日本大震災の津波を受けて、新たに建てられたきれいな堤防です。
駐車場側は緑がありますが、逆側から見ると無機質な感じです。
いざ日和山へ登山開始
堤防を越えれば、山が見えてきます。
「え、山どこ?」って感じですが、中央に続くコンクリートの先に見えている場所が日和山です。(日和山より堤防の方が高いです。)
登山口にきました。手書き感満載ですが、日本一低い山3000mmとしっかり刻まれています。
落石注意です。
6歩で登頂完了!
6歩で登頂可能です。走ってジャンプすれば1歩、わずか1秒で行けてしまいます。
山を登っている感覚はゼロに等しいです。
しっかりと「日和山・山頂3.0M」と記載されています。
無事登頂完了です。
下山はさらに短い!?
下山口は登ってきた道と逆側にあります。
もはや下山という言葉が正しいのかすら怪しい道…。ほぼ水平方向への移動です。
水平方向への下山をサクッと終え、お見送りの看板。
たしかにまったく疲れず登頂できるので元気の出る(元気が残ってる)登山ではありました。
日和山に登ったら「登頂証明書」を忘れずに!
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「仙台市高砂市民センター」で日和山の登頂証明書を発行しています。日和山から車でおよそ8分です。
職員の方にスマートフォンで山頂を撮影した画面をみせるともらうことができます。
僕は時間の都合上もらいに行きませんでしたが…。
ただ、地元に日本一低い山があるということで行ってきましたが、一度は消滅したとされた山が日本一低い山に返り咲いたという素敵な場所でした。
ぜひ、皆さんも宮城に来た際には行ってみてください!