どーも!なおとです!
神秘的な自然がたくさんある伊豆半島。そんな静岡県下田市には、ハートに見える不思議な洞窟「龍宮窟(りゅうぐうくつ)」があります。
この龍宮窟は「ジブリ作品『紅の豚』に登場する隠れ家のモデル地なのでは?」と一部ネットで噂されているみたいです。
今回は実際に龍宮窟に行ってきたので、行ってきた感想と諸々の観光情報をまとめました!
目次
「龍宮窟」ってどんなところ?
龍宮窟は、直径50mの天窓が広がる洞窟です。
下から見上げると天井部分にぽっかり穴の空いた不思議な空間が見え、上から洞窟を見下ろすとハートに見えるスポットとして有名です。
隆起にっよってできた美しい地層が伊豆南部のあらゆる景色を作り出していますが、この地層の弱い部分が波の力で削られることにより洞窟がつくられ、更に天井の一部が崩れたことで天窓が生まれたそうです。
龍宮窟への行き方
龍宮窟は、伊豆半島の南端に近い場所にあります。アクセスはあまり良いとは言えません。
バス
「伊豆急下田駅」下車。すぐ近くにあるバス停から、「田牛(とうじ)」行きバスに乗り約20分、『前の浜』で下車し徒歩3分ほどです。
バスは本数が非常に少ないので、事前の確認していくと良いです。タクシーだと伊豆急下田駅から15分 2,000~2,500円くらいです。
車・駐車場
伊豆急下田駅方面より国道136号田牛入口標識を左折し、サンドスキー場標識の先です。
駐車場は500円で目の前にありますが、夏季のみ有料だそうです。
龍宮窟への入り口
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龍宮窟への入り口は、こちらの鳥居から階段を下りていきます。
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龍宮窟までは30秒ほど。この秘密の入り口感がなんとも堪りません。階段は少し薄暗いので、足を滑らせないようにご注意ください。
龍宮窟を下から見る
地球の長い歴史を感じるキャラメル色の地層、海への小さな窓と天井の大きな窓から入る光、そしてキラキラと輝くコバルトブルーの海。
それらを一枚の写真に収めることは通常のカメラでは到底できないので、すべてを収めたい方は広角レンズを持っていきましょう。
波の音が静かに響く洞窟内では、まるで自分が別世界にいるような感覚でした。
立ち入り禁止エリアに注意!
落石の影響で龍宮窟内は一部(黄色の棒の先)立ち入り禁止となっています。
以前はビーチのような砂場だったようですが、歩ける場所は今は大きめの石だらけでした。
干潮時に行けば砂場も現れるようですが、立ち入り禁止エリアより先にご注意を。
龍宮窟を上から見る
龍宮窟を天窓から見おろすと、ハートに見えました!海の透明度も高く、自然が作り出したとは到底思えぬこの形はとても神秘的でした。
上へ登る道は、龍宮窟へ降りる入り口の近くにあり、道は整備されているのでサンダルでも登ることができます。
多少汗をかいてでも、ぜひ上へ登ってハートの龍宮窟を見おろしてみてください!
隣にはサンドスキー場も!
隣にある田牛サンドスキー場が見える「サンドスキービュースポット」もあります。田牛サンドスキー場はソリの貸出もあるので、龍宮窟とセットで楽しめるスポットです!
紅の豚・ポルコの隠れ家!?
龍宮窟は「ジブリ作品『紅の豚』に登場する隠れ家のモデル地なのでは?」と一部ネットで噂されているみたいです。
ただ、ジブリ公式サイトでは『紅の豚』で参考にした場所としてアドリア海沿岸しか記載されておらず、龍宮窟はモデルではないようです。
また、ポルコの隠れ家についてはギリシャのザキントス島がそっくりだと言われています。
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しかし、モデル地ではないとしても実際に龍宮窟に行ってみると『紅の豚』の雰囲気を十分味わえると感じたので、ぜひ実際に龍宮窟に行きご自身の目で確かめてみてください!
田牛海水浴場もすぐ隣!
駐車場から30秒ほど歩けば、すぐ田牛海水浴場が見えます。夏は混雑しない隠れ海水浴場スポット。眺めるだけでも綺麗でした。
ぜひ、神秘的な龍宮窟を訪れた際は合わせて立ち寄ってみてください!